“イカが食べたい”
そんな思いから、海をメインとする凄腕ルアーマンの方に相談してみると、すごい数のアオリイカを釣った写真が送られてきました。
す、すげぇー! とにかく美味しそう‼︎ その際、次回は土曜日に行くとのことだったので、本日お供させていただきました。
そもそもエギングをちゃんとやるのは今回が初めてなんです。昔、今回同様にイカが食べたくて、適当にエギを買って1人でやったことはあるのですが釣れず……
ロッドとリールはバスのライトタックル用のものでまかなうことに。
午前3時に集合し、海へ出ると風ボーボー。そこに先生から“今日はイカ釣りには最悪な状況です”と厳しいお言葉。イカ釣りはベタ凪の時がいいみたいですね。
でも頑張りますよ! 釣りたてのイカを食べるために。早速エギの動かし方をレクチャーいただき、意気揚々と壮大な海へキャースト!
しっかりボトムをとって、教わった通り3回ほど細くシャクると、“ジィッジィッ”とエギング独特のドラグ音が鳴り響きます。何かエギを操作している自己満感が気持ちよいです。ロッドを煽っただけでドラグが出るということはユルユルなわけですが、これはイカがエギを抱っこした時にイカの足?手?が身切れしないためとのこと。
10分…20分……1時間、、何もナシ。まだ暗く風の影響もあって何かと苦戦します。
すっかり明るくなった5時頃でした。遂に待望の初アオリイカをゲット!
感動。ちなみに釣りたてのイカはこんな感じで茶色っぽいです。通常は半透明っぽく、捕食している時にこのような色となるそうです。
釣れたイカを早速絞めてもらうと、茶色だった体色がサッと透明に変化。これが“絞まりました”という印みたいです。
アタリについては、今まで風でたるんでいたラインが若干張った気がしたのでアワセてみました。この時に関してはラインへの変化以外に何も感じることはなかったので、暗いうちだったら気がつかなかったでしょうね。
その後は先生が2杯追加し、7時には納竿。本日釣ったイカは全て持ち帰らせてくれました。先生、ありがとうございました。
帰宅後、待望の釣れたてのイカを食す準備をします。うまそー!
美しくないけど何とか捌けました。
あー、これは白飯と食ったら間違いないよ。
やっぱり間違いなかったです。イカの甘さに驚きました!
旬のモノを自ら獲り、自ら調理し食す。当たり前のことだけど、生産された物を消費している現代人においては珍しいこと。でも、いつでも買えていたのに、いつ供給がストップされるか分からないのも事実。それは自然だから。
釣った魚を食べるか否かは関係なく、間違いなく言えることは、釣りからは“生きる”ことを学べる。
釣りというものはそういうものだと思っています。