ちゃんまきと鯖石川ダムへ行って来ました。ここを訪れるのは2回目。前回は一昨年のちょうど今時分で、猛暑とピーカンで反応は無かったですが、見えバスがウヨウヨしていたのを覚えています。
鯖石川ダムの魅力は雰囲気がすごくいいところ。千葉の片倉ダムや亀山ダムに近いかも。規模感は片倉ダムに寄っていまして、入り組んだ地形、立木、オーバーハング、岩盤、葦群といったカバーやストラクチャーがものすごく豊富なフィールド。
鯖石川ダムの地形。
片倉ダムの地形。
片倉をコンパクトにした感じなので、カヤックやフローターで釣りをするにはお勧めできる場所だと思います。
いわゆる山間のリザーバーにつき、陸っぱりはほとんどできなそうです。以前はレンタルボートもあったみたいですけど、現在は営業していないようで、ボートでの釣りは持ち込みとなります。
驚いたというか不思議なのは、バス釣りしている人がいないこと。夏休み時期にもかかわらず、湖上でも浮いている人を見かけませんでしたし、陸っぱりをやっている方の姿も見当たりませんでした。もちろん釣り禁ではありません。
なぜだろう⁇
こんなにいい雰囲気なのに。関東だったら満員御礼になるポテンシャルを秘めていると思うんですけどね。
ざっと写真で鯖石川ダムを紹介していきます。
ダムサイト側。この日は濁りがきつかったのですが、この辺りは水通しと風で循環が良く最も魚の数が濃かったです。
各支流に入って行くとこのような萌えポイントが多数ございます。
バックウォーター付近。ちょうど減水期で行けるところに限界がありましたが、地形がよく見えて参考になりました。基本的に底は泥です。
トンネルもあります。昔は集落だったんだろう……そう思わせる石積みなど、天然ものだけではなく、マンメイドものまでとにかくストラクチャーに富んでいます。
支流によってはパッドに覆われているところもありました。津波ルアーズ「ヴィキタンバズ」に何度も出ましたが結局乗らず……
この日、反応があったのはダムサイト寄りのエリアに集中していました。前記の通り、風通しもよく各支流からの流れもあって夏はこの辺りがいいのかもしれません。
釣果は⁇ 僕はコンディション良好なナマズ×2でした。正直言うと、菅釣りタックルも持っていたのでトップには出ないけど“ここぞ!”といった場所にワームを落としたら小バスは釣れましたが……
1本目のナマズ。上流部でストック「ギックリダダ」にて。
2本目。サイズアップ……ルアーは1本目同様。ナマズは独特の甲高い“パンッ!”といった出方ではなく、ここのは雷魚のような強烈な感じ。食うのも上手くてどちらも1発でガッツリ決めてきました。
ちゃんまきは? トップではナマズらしきバイトがあったみたいです。夕方近くに僕の菅釣りタックルを渡すと小バスを連続フィッシュ。最初は“そんな反則技やらない”みたいな雰囲気だったのに、もはや虜。
20cm前後の小バスと戯れていました。
今日は久しぶりに1日やりましたが、本命をトップで釣ることはできませんでした。
ただ、デカイのが着いているエリアも幾つか見つけたので次回へとつなげていければと思います。
鯖石、なかなか面白いフィールドですよー。