寒い冬の釣りは防寒しないと命に関わります。以前、真冬にストリート感覚で妻を管理釣場に連れて行った時に、自分はしっかり防寒していましたが、妻は普段着で低体温症寸前になりました。
僕は釣りの時、シーズンで着るもの、特にアウター類は決まっているので特段気を使う必要はありませんが、奥さまはほとんど素人ですから本来はしっかり装備させないとですよね。でも、整備された管理釣場だし都内から近いし、そこまで気が回らなかったのです。深く反省しています……。
そんなこともあってやっぱり“防寒大切よね”って強く思うわけです。ただ良いものは高い!アウトドアブランドで雨にも対応とかだと4〜5万からみたいなのが普通で、これを釣りをはじめ外遊びのためだけにってのはキツくないでしょうか。 だったらオンオフ問わず着用できればまだいろいろ都合がいいな、という視点から僕が選んだジャケットをご紹介します。
先ずはパタゴニアを買ってみた
patagoniaの「メンズ・イスマス・ジャケット」です。デザインは完全に“オンオフ問わず着用できる”という願いを叶えてくれました。
ダウンや綿で着膨れすると釣りの時動きづらいですし、通勤で着る場合もややラフになってしまうので、、その点patagoniaのジャケットはスマートなシルエットがとても気に入っていましたが、3〜4年経過しそろそろ買い替えの時期だなと……。
想定外のジャケットを買う
結論から言うとダイワの「DW-1021 EXGR」というジャケットです。詳しいことは分かりませんがダイワとグリーンレーベルがコラボした商品っぽい。
年初にグリーンレーベル店舗にフラッと寄った際に見つけてシンプルなデザインとゴアテックスであることを主張するデカめのタグに惹かれ手に取ると、“これダイワじゃん”ってなりまして、釣り好きとしては何とも言えない不思議な気持ちになりました。
そう言えば、そもそもの目的は釣行時の防寒なので釣具メーカーから発売されているジャケットを先ずはチェック!というのは自然ではありますよね。でも、そうならない。だってダサいもんって話です。これがセレクトショップでダイワと認識すると、あら不思議! ジャケットがカッコいい事実は当然ありますが急に“釣具メーカーはダサい”からイケてるアウトドアブランドに映るんですよね。見事なマーケティング戦略と関心しました。調べてみたら佐藤可士和さんがリブランディングを手がけられてたんですね。
ダイワのジャケット、普通にホント普通にカッコいい
見た目、どうでしょうか?
個人的には有難いことにブランドロゴを削ぎ落としてくれたおかげで普通にカッコいいと感じました。釣具メーカーのアパレルを今まで着ようと思ったことなど一度もないのに、まして釣りに行く時もですよ、それが普段使いできる日が来るとは。また、コレを着ていると“あ、ダイワですよね”ってこれまで釣りキチ心をひそめていた人がツッコんでくれたりで会話をほぐすオマケもあり、それはさながらアイスブレイク効果と言えます。
機能性は信頼と実績の「ダイワ」でした
結構な雨量の中テストしてみましたけどやっぱりゴアテックスはいいですね、“ま、雨降っても大丈夫だし”って安心感が他とは違います。しかも普通にオシャレにも使えるわけですから。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
リブランディングされたダイワのアパレルラインは他アイテムもたくさんあり、物によってはアウトドアを超越し普通にではなく大分オシャレなデザインになっています。お値段は4万くらいしますが、ゴアテックスで釣りにも普段着としても使えるならコスパ高いです。
2024年現在、同じラインナップがないのは残念ですが、以下のようなゴアテックスではないもののプリマロフト ジャケットもカッコいいですね。こちらは完全防寒といった感じでしょうか? 撥水加工は施されているので多少濡れても大丈夫かも。