古くから日本人は自然に敬意を表して生きてきました。“あの山には神が宿って”……そんな話しをよく耳にしますが、これも冒頭の表れのひとつだと思います。
しかし、使い古されたこの言葉の意味を、現代人は理解しているのでしょうか? はい、頭では分かっていると思いますけど、真意は分からない、というか気付いていない? そんな気がします。
昨今、外国人が日本の良質な山を買っている、そんな話をたびたび聞きます。主な目的はおいしい水の確保だそうです。
これを、自然に敬意を表している日本人はどう捉えるか? 僕はだいぶ深刻だと感じます。
このままだと日本にある良質な山、そうした山にある物件、全て外国人に買われてしまいますよ。