今週末は亀山湖へ釣りキャンプに行く予定です。
バス釣り(ルアー釣り)ビギナーの妻と小5娘のタックルについて書きますので、これからバス釣り始めようかな……もしくは家族を釣りに巻き込みたい……と思っている初心者の方やお父さん達の参考になれば幸いです!
ロッドは「鱒レンジャー」で十分です
ウチの妻と子供はルアーでの釣り経験はそこそこあるものの基本ビギナーで、釣り具に関してアレコレ意見はありませんのでその辺りのニュアンスはお伝えしたうえで。。
まずは肝心要のロッドであります。
バス釣りに関して家族はボートでしかやりませんので遠投する必要は全くありません。軽くて短い竿であれば何でもいいんです。
そこで活躍するのが「鱒レンジャー」というロッド。お値段一本3,000円程度。

種類は幾つかありますけど、長さの違いとスピニングリール or ベイトリールかなので見た目(カラバリ豊富)で決めればいいと思います。 ※スピニングリールとベイトリールについては後述
投げられるルアーの重さは公式スペックでは7gまでとなっていますが10g(3/8オンス)くらいまでは普通にいけます。
初心者の方に薦めるポイントとして最も押しの部分が素材にあります。グラスという柔らかい素材で細かい話はさて置き魚をかけた時にグニャグニャに曲がります。
だから楽しいんです!
ビギナーにとっては微妙な使い勝手や性能云々なんてことより魚をかけた時に竿が大きくしなる方が興奮するんです、してました、娘。
その体験をさせてあげることが家族持ちバサーの責務であります。きっとバス釣り楽しい!ってなりますよ! 以下、釣り具&キャンプギアのECサイト「ナチュラム」では鱒レンジャーの特集ページもありますので気になる方はご覧ください。
【アウトドア&スポーツ ナチュラム】
最初はスピニングリールがおすすめ
そもそもリールとは糸を巻き上げる道具のこと。主にスピニングリールとベイトリールに大別されまして、ビギナーの方は前者が使いやすいというお話です。

なぜスピニングかというと、ややこしいことは抜きに糸が絡まったりなどが少ないから。二つの違いに関して最初はこれだけ覚えておけばOKです。
竿と一緒で今の釣具は安かろう悪かろうだった……なんて一概には言えません。全く問題無く使えます。
先に紹介したロッドと同じく3,000〜4,000円で購入できますので、いったん細かいスペックは気にせず感覚で選んでもらっていいと思います。
ただし大きさは重要です。スピニングリールであれば2000〜2500番台を選ぶようにすればバス釣りはもちろん、他の釣りでも使えるため汎用性もあって結果的にコストパフォーマンスに優れると言えます。大き過ぎたり小さ過ぎるタイプは選ばないようにしましょう。
ちなみに、妻は今回初めてのベイトリールとなります。それを理由に前から気になっていたモノを購入しました。

僕は趣味で古いリールを使っているので、久しぶりに今どきのを試してみたくて見た目が気に入ったこちらを選びました。
リールに巻く糸はPEラインを選ぼう
PEライン⁇
釣り糸にもいろいろ種類があるんです。釣りって複雑ですよねぇ〜。こういうことが弊害になり思い立っても面倒だな、となるワケです。
でも大丈夫です!
とにかくPEラインという種類を選びましょう。そうすると何号(何ポンド)にしますか?と聞いてくるので、きっぱり1号で!と答えるなりポチってください。
なぜPEラインがいいかと言いますと、糸が絡まったりなどトラブルが少ないからなんです。あとは一度買ってしまえば何年も使えるためとても経済的。
ただ一点試練があります。
それはリーダーというものをつけなければなりません。リーダーはメインの糸(ここでいうPEラインのこと)とルアーを結ぶ間の糸のことで、これがないと強度的に問題があるんです。
以下の図をご覧ください。

だったらPEラインとやらではなく、そんな間にリーダーとやらが必要ない糸を選べばいいじゃん!と普通は考えます。
さらに、PEラインには前記メリットがある反面、耐摩耗性は他の糸より劣るといったデメリットがあります。
その弱点を補うためにリーダーを付けるという理屈なんですが、なぜ、1mなんて短い長さなのかはバス釣りは水面に飛び出している枝や水草の奥にルアーを投げるので、それら障害物にPEラインが擦れて切れないよう保護するのがリーダーの役目なんです。
このひと手間を考慮してもPEラインの糸の強さ、扱いやすさといったメリットが勝ります。
ルアーはとりあえず2種類だけでいい
竿とリールに糸、ここまで揃えば残すは実際に魚が食いつくルアーのみ。
初心者の人が釣り具屋さんで"ブラックバスを釣るためのルアーが欲しい"と言ったら状況に合わせてあれもこれもなんて具合に10個くらいは買うことになるでしょう。
僕からのご提案です。
トップウォーターというジャンルのルアーに絞りましょう。そして「ダブルスイッシャー」と「ハネモノ」と呼ばれるルアーを選びましょう。
どちらも水に浮くルアーです。ただリールを巻けば勝手に動きます。なぜトップウォーターがいいかと言うと、水に浮くということはルアーの動きが目視できます。魚がルアーに食いつくタイミングが確認できます。
だから面白いんです、分かりやすいんです。
さあ、トップウォーターでのバス釣りをやってみよう!
いかがだったでしょうか?
ちょっとでもやってみようかな……と興味を持っていただけたら是非試してみてください。なにせルアーは水面に浮いてますから、ルアーに落書きするもよしステッカーチューンするもよし、そういったカスタマイズの楽しさもこの釣りの醍醐味です。
きっと自分のスタイルにこだわりたくなる奥深い釣りに夢中になりますよ!
最後にブラックバスがルアーに食い付く瞬間を動画にまとめました。カヤック前方にカメラを固定して撮ったものなので雰囲気は伝わる、、はずです。