僕はナゼこんなにバス釣りが好きなんだろう⁇と最近真剣に考えています。釣りだけでなく、自然の中で遊ぶことって、命をかけて楽しむことだと思います。常に危険と隣り合わせなど、そんな当たり前のことではなく、姿勢の問題です。僕にとってはバス釣りがソレ。ブラックバスから“生”を感じ、“生”を学べるから夢中になっているのだと確信しています。
その先にあるもの……
アウトドアメーカー「パタゴニア」の創設者である、イヴォン・シュイナード氏は、自著で“…私は、死んでもおかしくない経験を何度もしてきた。たぶん、そのうち本当に死んでしまうのだろうと思っている。そのこと自体は構わない。そんなものだと思っているからだ。命にも、人間の営みにも、必ず、始まりがあって終わりがあるのだから…。と綴っています。
ご存知の方も多いと思いますが、シュイナード氏は無類のアウトドアマン。登山、波乗り、釣りを通して世界中の自然を相手に遊んでいる御方。僕は氏の言葉に感銘を受けたと同時に、こう自問していました。
釣りをしている最中に死ぬかもしれない。そのキャストが最後になるかも。悔いのない一投か?
“もちろん”
と言えるにはまだまだ時間がかかりそうですが、自然への理解をより深めていきたい。そして、一つひとつの釣行を楽しく、大切にしていきたいと考えています。
釣りは本当にたくさんのことを教えてくれますね。