2014.8.14「カヤックがパンク」

カヤック

今朝、行きつけの水路で釣りをしていると、なんだかカヤックの様子がおかしい……まだ入水してから1時間も経っていないのに。。というか“コレ空気抜けてるだろ”(汗)。カヤック操船中に空気漏れに気が付いたのは初めてで結構焦りました。

何せ見る見るうちにカヤックがしぼんでいき、艇内中央に構えている自分の目線もグッと下がっていくのが分かりましたから。急いでエントリーしたところまでパドリングしようと思いましたが、そこまでは空気が持たないと判断して上陸できそうな近場の岸際から脱出。

“アブねー”

当然ライフジャケットを着ているとはいえパニックになるもんですね。僕のカヤックはインフレータブル式なので、つくづく使用前に空気漏れがないかをチェックすることが重要だと感じました。今年の3月に『キャプテンスタッグ』の「エアフレーム 1」を購入してわずか半年足らずでパンクだなんて! でも今日まで毎週のように使っていたから仕方ないのか……。

とにかく修理しないと釣りに行けません、、説明書を片手に初めてパンク修理したので記録のためにも修復作業のやり方を残したいと思います。

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フロアマットは艇内から出していますが、これが通常の状態。今回はパンク修理なのでカヤックからメインチューブを取り出さなければなりません。そのためにいったん空気を抜きます。

Ph2結合

船首・船尾側にあるジッパーを開ける

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スプリング・バルブ(空気を入れるところ)の外淵を外します。これをしないと緑色のアウターカバーからメインチューブを取り外すことができません。

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アウターカバーからメインチューブを出したところ。

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メインチューブは布地のカバーで覆われているのでジッパーを外します。このときチューブに傷をつけないように注意してください。

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先ほどと同様にスプリング・バルブの外淵を外します。

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メインチューブが覆われていたカバーを取ったところ(チューブは写真上)。ここでチューブのどこに穴が空いているか確認するために空気をいれます。

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穴がある箇所にペンで印をつける。

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付属の修理キット。説明書には“破れや穴より2cmぐらい大きくなるように補修生地パッチをカットします”とありますので、その通りにパッチをカット。

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修理部分と生地パッチの両方に薄くノリを塗り、5分ほど待つとノリ部分がネバネバしてきます。これも説明書とおり。

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修理部分に生地パッチを貼ります。説明書には“貼り合わせた部分の気泡を抜くように上からローラーなどでこする”とありますが、持っていないため指で強くこすり合わせました。

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修理した部分に重しをかまして圧力をかけてしばらく放置。これでたぶん大丈夫かと。

付属の修理キットにある接着剤が無くなった場合はこちらのボンドがおすすめ。

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