4年ほど前に購入したキャプテンスタッグ「エアフレーム1」。最初のカヤックだったので、購入前は悩みまくった末に可搬性の良さと、長らくフローター釣行をしていたこともあり、結局インフレ式のカヤックにしたのでした。
しかし、、半年後に1回目のパンク……それからというものパンクに悩まされ続けた僕のカヤックライフ。一長一短、とても勉強になりました。でも、“いつパンクするか?”という不安がストレスで、“次は絶対リジット艇だ!”となったわけです。
で、買いました。パーセプション「サウンド 9.5」を。トップ好きの方たちを中心に人気を集める「サウンド 10.5」のダウンサイズ版です。僕も1stカヤックを買う際、最後の最後まで10.5にするか……ずいぶんと悩みました。ただ、ちょっとデカイなぁと感じており、実際に乗っている友達の話しを聞くと、カートップにするのが大変らしい。車高のあるワンボックスカーだったのでなおのこと。僕も非力なデリカ乗りなのでキツイかなと。
ここで、「サウンド 10.5」と「サウンド 9.5」のスペックを比較してみます。
10.5
[総重量]21kg
[全長]320cm
[最大幅]75cm
[高さ]40cm
[コックピットサイズ(縦×横)]142cm×60cm
[最大積載量]152kg
[キール]トライキール構造
[ロッドホルダー]2つ
[価格]68,000円(税別)
9.5
[総重量]17kg
[全長]290cm
[最大幅]71cm
[高さ]約35cm(バウ側にある取手から艇底)
[コックピットサイズ(縦×横)]142cm×60cm(おおよそ)
[最大積載量]136kg
[キール]トライキール構造
[ロッドホルダー]2つ
[価格]62,000円(税別)
※高さとコックピットサイズはメーカーサイトに表記がなかったため僕の素人寸法です
10.5の機能をそのままに小型化されたということが分かります。今年の10.5を見ていないため分かりませんが、9.5にはRAMのソロマウント1.5が工事不要で取り付け可能だそうです。個人的に魅力は艇の長さですね。290cmだとデリカの室内にすっぽり入るので。もちろん短くなった分軽量化されたことも。
ご覧の通りちょうど収まっています。モンベルの店員さんは“デリカに入るんですね〜”と驚いていました。
10.5と変わらないのでアレですけど簡単に各部紹介いたします。
中央タックルボックス入れ?の両サイドにネジ穴が空いています。ここにソロマウントが取り付けられるというわけですね。
後部のトランク。10.5と比べてサイズはどうなんでしょう? 多少は小さいんですかね。
幅36cm 奥行き30cm弱の14Lクーラーを積んでみました。まだ余裕ありますね。
スライド式のフットブレイスも標準装備。結構細かく調整できます。
コックピットはおなじみな感じですね。このシートで長時間はキツイ……お尻が痛くなりそう。高価なカヤックではないので贅沢は言いません。百均のメッシュのクッションが活躍するから大丈夫。
こちらもおなじみのトライキール。
さてさて、どうでしたか? 「サウンド 9.5」は。6万強でこのスペックはなかなかのものだと思います。次回は乗り心地についてレビューします。
早く暖かくなって!